頭蓋骨が脊柱の上に乗っかってる（セッション７）

2020 3/12

2019年3月26日 2020年3月12日

第７セッション

7回目の感想です。

もう7回目かあ、スロースタートだったからまだあと何回もあると思ってたけど終わりが見えると少し寂しいなあ、と感傷に浸る間もなく衝撃的なセッションでした。

あれをされたら、身体中の細胞たちが「あーっもう！分かりました分かりました！整います！整いますよ！」と一発で整列しちゃうんじゃないかと思うくらい、未知との遭遇体験でした。

始めに立った時、今までとはまた全然違いこんなにも身体って変わるのかと自分でもびっくりするくらい変化していました。

足裏の高さの左右差は無くなり、すーっとどこにも力が入らず立てていて、前回も真っ直ぐな感覚はありましたが、わおっと声を出してしまうくらい「変わった」のが分かりました。ロルフィングのまさにあの絵のイメージです。(身体が四角に区切られててバラバラと真っ直ぐが横並びになってる絵)

仰向きの時は相変わらず夢見心地でリラックスモード、手をかざされている時は手から赤外線が出ているんじゃないかというくらい手の熱さを感じ、スタートはいつもと同じような感じでした。

でも、首に触れられ始めたあたりから、だんだんと腰～膝～足とじんじんし始め腕の方まで広がっていきじんじんがどんどん強くなって横になっているのがしんどくて身体を思いっきり動かしたくなる衝動にかられました。何だったのかな。

さて、いよいよ衝撃体験です。

歯医者さんでもあそこまで触れられたことないぞというくらい、歯茎をがっつり触れられました。

結構痛かったです。痛みに強い私でもかなり痛かったです。

そして、一番のびっくりは、鼻の奥ってあんなに繋がっているんだ、あんな奥まで指入るんや、くしゃみしても指抜けないんや、ということです。

右側はなんとか入りましたが、左側があまりにも痛すぎて、鼻を刺激されているのも相まって自分の意思とは関係なくボロボロボロボロ涙が出てきました。痛かったです！！！

この痛みで、さっきの身体中のじんじんは吹っ飛びました。

衝撃を受けたままセッションが終わりました。

立った時と歩いた時の感じは、頭蓋骨が脊柱の上に乗っかってる、脊柱の上に頭蓋骨が乗っかってる、

そんなイメージでした。

始まる前は、頭の位置が定まらなかったのが、ここというところに収まってくれたのがとても心地良かったです。

そして、目がばっちり顎がすっきりでした。

直後から昨日にかけては、首も頭の位置もすっきりし心地良かったのですが、今朝から喉が痛くて首も硬くなり、あららららーとなっています。

でも逆に、喉の痛みが治ったあと首がどうなっているか、とても楽しみです。

また長文になってしまいました。

来週また感想送ります。

台風にはくれぐれもお気を付けてお過ごし下さいませ。

第７セッション１週間後

さて、1週間以上経ってしまいましたが、1週間後の感想です。

（前回の感想を受けて、ロルファーの私がメールでお返事した部分を引用していただいています）

頭と首が自由になると、自然と脊柱の上に頭蓋が乗る感じになり、
筋肉ではなく骨レベルで体を支えてくれている感覚になってくれます。
収まる感覚、があるといざズレてしまっていても
容易に戻っていくことができるのがとても大きいですね。
気をつけたいポイントが、ズレていても戻そうと意図的にするのではなく、
頭蓋骨と背骨を同時に感じて、どう乗っているか感じてみることを
まずは第一ステップとしてください。
その状態でゆっくり呼吸を感じていると、自然と骨の位置が変化してきて
首が脊柱の上に戻ってくれます。
自然と戻る力がある、ということを信じてあげてくださいね。

この1週間は、まさにこの感覚でした。

立っているとき、座っているとき、頭蓋骨と背骨をイメージしてそこでゆっくりと呼吸をしました。

すると、自分で動かそうとしなくても身体が勝手に動き始めます。

頭がぐぐぐっと後ろにくると、あっ前に出てたんだなと感じ、肩がぐーっと下におり首に長さが出ると、肩に力が入ってたんだなと感じ、腰は余計な力を入れなくてもしっかりと支えてくれるんだなと感じました。意図して戻そうとしなくても自然と戻る力があるということを信じると、本当に身体が動いてくれて、身体が本来備わっている自然の力というのを自分の身体を通して実感することができました。

この感覚を得られたのは、自分にとってものすごく大きいです。

伊藤さんのこの言葉で、自分で気付けること以上の気付きをもらうことができました。感謝です。